ボイトレの実例第12話 「ボイトレの実例シリーズ」は、この回でまとめに入りたいと思います。 11話までの内容に目を通した方々を前提に、話しを進行して行きたいと思います。...
ボイトレの実例第11話 N「そろそろBincoが思い通りにならないハイトーンの攻略にかかってみるけど、心の準備はOK? どんな分野でも高みに足を踏み入れるのは困難を伴うから多少の覚悟は必要だよね。」 Noriは登山が趣味の1つだったから、はるか高い山頂はワクワクする憧れのゴールだ。 頂上の征服感は何とも言い難い爽快感が沸騰するのだ。...
ボイトレの実例第10話 Bincoは今年88歳。英語教育が始まった時の第一期生である。 わくわく感で始まった英語授業初めての先生が、あごのしゃくれた女性教師だった。茶目っ気な先生は、自分のあごを指さしながら、long long agoを連発して生徒に溶け込んでくれたらしい。 Bincoはこの時から英語大好き少女となった。今でも「White Christmas」「Tennessee...
ボイトレの実例第9話 今日のカラオケテーマは「こぶし」である。 こぶしは音を一瞬上下に震わせるテクニック。音程は無視しても構わない。 一方、それに対しビブラートは一定の間隔で揺らす方法。「一瞬」と「一定間隔」の違いを意識して練習してみよう。 ところで、この「こぶし」はNoriの趣味の一つであるモーグルスキーと相通じているところがある。...
ボイトレの実例第7話 さて、まねきねこ(カラオケの店)に到着した二人は、エレベーターに乗り、3階の受付カウンターで何時ものようにoneドリンクのオレンジジュースと3時間予約を申し込む。 部屋の機種はDAM Ai採点機能を選択する。ジュースをひと口のどを通すと準備はOK。 ...
ボイトレの実例第6話 いつもの、のんびりとしたドトールでのコーヒータイムを終えると、二人はロビー改札をパスモで通過し所沢駅構内の大広場に出る。 広場のセンターでは、ピアノが用意されていて、腕に覚えある人たちが、代わる代わる、聞き覚えのあるメロディーを奏でていた。 ピアノ前のベンチ席は、老若男女で埋まっている。...
ボイトレの実例第5話 電車が所沢駅に着くと,先頭車両のドアから降りるのが、二人のルーティンとなっている。 下車してすぐのエスカレーターを上ると2階乗り換えロビー片隅に、ドトールコーヒーの店が手招きしている。...
ボイトレの実例第4話 畑川原バス停発の清瀬行きバスが清瀬駅に到着した。 バスを降り清瀬駅の北口階段を上り、改札へ向かう2人。所沢に向かう場面にスポットを当ててみよう。 B「今日も階段から行くのね。これでコーヒーの砂糖分エネルギー消費出来るのよね?」...
ボイトレの実例第3話 今日もお出かけの最初の乗り物は、畑川原バス停発の清瀬行きバスである。Bincoとの会話をズームアップしてみよう。 B「今日は、いつもと違って混んでるわね」 N「ボイトレなら理想的な息の吸い込み具合だね」 B「えっ、こんなところで発声練習?」 N「脳みそが柔らかければ、いつでも、どこでも声の仕組みは吸収出来るぞ」...